
つわりが辛くて仕事がきつい…
動けない…
そんななか仕事をするのは辛く、みんなはどうしていたのかや対処法があるのか気になりますよね。
私もつわりで辛いなか、仕事をする対処方法についてかなり調べました。
そして、現役ナース(看護師)でもある私が、妊婦さんにこうするといいですよ、と声をかけていることや実際に、つわりで辛いときに私が実践していた効果があったものを紹介します。
また、どうしてもつわりで辛いときのつわりでの診断書のもらい方、お金や有休がなくなる心配がない妊婦を守る法律についてわかります。
つわりで辛いなか仕事をするのはきつい!みんなはどうしてた?
つわりで辛いなか、仕事をするのはきついですよね…。
仕事中、少しでもつわりを軽くできる方法があったら、と思い、色々調べて効果があったことをいくつか紹介したいと思います。
締め付けない下着や服を着る
締め付けない下着や服を着るだけでもつわりで気持ち悪くなることや、不快感が違いました!
妊娠初期からマタニティ下着を着用している人は少ないと思います。
でも、妊娠初期こそマタニティ下着など締め付けない下着を身に着けたほうがお腹やアンダーラインを圧迫しないのでとっても楽になるんです。
マタニティ下着は後期になれば必要になります。
そのため、妊娠がわかった時点やつわりで辛いなら購入して身に着ける、というのもありだと思います。
私はパンツはマタニティ下着を、ブラジャーはカップ付きのインナーを着ていました。
でも、胸が垂れたり、崩れる心配がある、という人はワコールのブラジャーなど締め付けすぎないような下着をつけるのもおすすめです。
マスクにミントや柑橘系の香りをつける
ガーゼやハンカチにミントや柑橘系の香りのミストを吹きかけたり、アロマオイルを含ませて
マスクの間に挟むことでつわりのなかでも辛いにおいの対策にもなりました。
電車通勤のときなどにも効果的でしたよ!
ただ、マスクの間に厚手のハンカチやガーゼを挟むことで酸素が薄くなって苦しくなることもあるので
においが気にならないところでこまめに外すなどして深呼吸をしていました。
水分は摂れるものを摂る
水分は普段は気にならないお茶や水のにおいが気になり、気持ち悪くなることが多かったのでレモン水やオレンジジュース、炭酸水など飲めるものを積極的に摂っていました。

産婦人科で勤務しているときでも、「つわりで辛い時期には水分は摂れるものをとっていいですよ」と伝えていました。
糖分の高いジュース類はなるべく避けるようにするのは、つわりが落ち着いたらだったり、体重増加傾向にあるときで大丈夫!
また、水分をこまめにとれないときには水分に変わるフルーツや野菜など(みかんやすいか、なし、ぶどう、もも)を摂ることもおすすめですよ!
仕事の合間に軽食を摂る
3食で食事を摂るよりも6回などに分けて食事を摂ることも産婦人科で働いていたときには妊婦さんにおすすめしていました。
1度に食事を摂ろうと思うと、量が多く、気持ち悪くなったり体調が悪化しやすいこともあります。
でも、食事の回数を増やしして2~3時間ごとに少しずつ食べることで食べることができたり、気持ち悪くなる頻度が少なかったです。
9時や15時など勤務中に小さいおにぎりなど食事を摂ることができないという人は、飴やラムネ、氷を口に含むだけでも違いますよ(*^-^*)
妊娠中、つわりの時期におすすめの食べ物についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
食事休憩時間は別の場所へ移動
食事休憩の時間は職場の人や同僚がお弁当を食べているにおいがきつかったので
なるべく他の人がいない場所にこもって休憩をとっていました。
職場の人や同僚と会話していたほうが気がまぎれたりする人はこれはしなくてもいいかな、と思います(;・∀・)

休憩を違う場所でとるのはやっぱり他の人の目は気になりました…。
でも、正直に「つわりで気持ち悪くなっちゃうので…」と断っていました…。
つわりのとき、仕事中のお昼ご飯(お弁当)は冷たいままで食べる
つわりで辛い中、仕事中にとるお昼ご飯(お弁当)は冷たいままで食べることで匂いが気にならず食べることができました。
電子レンジで温めると湯気等で食べ物のにおいや香りが強くなる気がしませんか?
冷たいまま食べるのは気分的には寂しいですが、つわりで食べ物のにおいがきついときは一度冷たいまま食べてみるとにおいが少し緩和されると思います。
お弁当にはカットしただけのトマトなどのサラダ、主食はサンドイッチにしたり、一口サイズのおにぎりをいくつか作っていました。
つわりで辛いならかかりつけ医と相談して仕事を軽減または短縮ができる
それでもつわりが辛い、仕事ができないというときにはかかりつけ医に相談して、仕事を軽減したり、短縮することができます。
この仕事を軽減することや短縮することは妊婦さんを守るための法律があるので、会社はそれに従わなければいけないんです。
- 妊婦の軽易業務転換(法第65条第3項)
- 妊産婦等の危険有害業務の就業制限(法第64条の3)
- 妊産婦に対する変形労働時間制の適用制限(法第66条第1項)
- 妊産婦の時間外労働、休日労働、深夜業の制限(法第66条第2項及び第3項)
- 指導事項を守ることができるようにするための措置(法第13条)
妊娠中の通勤緩和をとるだけでも通勤ラッシュや帰宅ラッシュでの満員電車の時間帯を避けることもできます。
休憩時間の延長、休憩回数の増加等をとりながら適度に休むなどと仕事をしやすい環境にすることができるのは嬉しいですよね。
診断書を書いてもらったり、 母子手帳(親子手帳)にも載っている「母性健康管理指導事項連絡カード」にかかりつけの産婦人科で書いてもらえば、そのまま会社に提出して受理されることもあります。
⇒「母性健康管理指導事項連絡カード」の活用方法の流れについてはこちら

人によってつわりがどれほど辛いのかわからないので、
ママ自身がつわりで仕事をすることが辛い時には是非一度医師に相談するのが一番です!
もし医師に伝えにくい時には看護師に頼ってくださいね♪
そうすることで、医師のほうから診断書や母性応管理指導事項連絡カードを書こうか?と提案してくれることがありますよ。
ただこのような法律があっても実際には職場の人や同僚の目が気になり、休憩の延長や休憩回数の増加などはとりにくい、と思います。
だからこそ、休業をとるのが一番気を遣うことなく休める方法だと思います。
診断書を書いてもらって休むことになってもお金や有休の心配もありますよね。
お金や有休についても説明しますね♪
つわりで仕事を休みすぎるとお金や有休が足りなくなる心配はこれで解決!
妊娠中、つわりで仕事を休みすぎると有休が足りなくなる、という心配を解決してれるのが「傷病休暇」です。
傷病休暇はつわりで休む基準はないので、すべての妊婦さんが妊娠中つわりで辛い時など体調不良で休むことができるんです。
ただ、傷病休暇をもらう場合は診断書が必要になります。
かかりつけの産婦人科に「つわりで仕事に行くのが辛いので診断書を書いてください」と伝えれば、診断書を書いてもらうことができます。
私もかかりつけの産婦人科で診断書を書いてもらって、3週間程お休みを貰いました!
そして、つわりで休みすぎるとお金の心配を解決してくれるのが「傷病手当金」です。
傷病手当金は会社から支払われるのではなく、 健康保険組合から支給されるので気にしなくてもいいんですよ( ̄▽ ̄)v
傷病手当金がもらえるかは社会保険組合によって違うのですが、一般的にはこのような条件があります。
- 妊娠による体調不良で休業していること
- 連続で4日以上仕事を休んだこと
- 休んでいる期間に給料が出ないこと
傷病手当金がもらえる期間は、連続で4日以上仕事を休んだ日から最長1年6カ月間で、月収の3分の2のお金をもらうことができるんです。
休んでいても月収の3分の2のお金をもらうことができるのは安心ですよね!
大体支給が決定してから約2〜3週間後に受給できることが多いみたいです。
私も2週間後くらいにもらうことができました!
つわりで仕事を休む前に条件や手続きについては職場の人に確認してみるのがいいと思います。
そして、休職後も体調が悪かったりと復帰が難しくそのまま退職ということもあるかもしれません。
復帰せずに退職になった場合でも条件を満たせば、退職後も傷病手当金を受け取ることができるんですよ。
- 退職日までに、1年以上保険に加入していること
- 傷病手当金を受けているか、または受ける条件を満たしていること
ちなみに出産手当金が受け取れる時には出産手当金が優先されます。
仕事をしているほどはもらうことはできませんが、傷病手当や出産手当金が支給されるので少しでも家計への負担を減らすことができますよね!
まとめ
つわりで辛いなか仕事をするのがきついけど休むとお金や有休も心配!そんななかどうしてた?について紹介しました。
つわりを少しでも楽にする対処法をしてもどうしても仕事をするのが辛いときには制度を利用して、無理せずお腹の赤ちゃんとママ自身の身体を一番に大切にしてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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