看護師のキャリアを積んでも、ママになると育休明けの働き方に悩みますよね。

今まで通り育休明けにフルタイムで看護師として復帰ができるかな?
と、私も看護師の仕事と子育ての両立と私もできるのか不安でした。
時短勤務についても気になっていたんですが、退職するかフルタイムで復帰するしか選択肢はありませんでした。
この記事がおすすめの人はこんな人です。
- フルタイムと時短勤務どちらで復帰するか悩んでいる人
- 時短勤務で復帰をしたいと考えている人
- 時短勤務について気になっている人
このブログがあなたの参考になってくれたら嬉しいです。
看護師の育休明けはフルタイムよりも時短勤務のほうがいい?

私は1人目の子供の育休明けにフルタイムで復帰、2人目の子供の育休明けのときは時短勤務での復帰とどちらも経験しました。
その経験上から、フルタイムで復帰したときに感じたメリットとデメリット、時短勤務で復帰したときに感じたのメリットとデメリットについて比較してみました。
フルタイム勤務 | 時短勤務 | |
メリット | ・給料がフルでもらえる | ・子育てとの両立がしやすい |
デメリット | ・子育てとの両立が難しい ・体力的にしんどい | ・給料が下がる ・精神的に気を遣う ・帰れないことがある ・残業代がでない |
時短勤務の復帰したときは通常の勤務時間よりも1~2時間ほど勤務時間が短いので
子育てとの両立がしやすいというメリットが大きかったです。
一方、フルタイムで復帰したときは給料が通常通り貰えるので、生活にゆとりを持つことができるというメリットがありました。
看護師の育休明け後の働き方はフルタイムか時短勤務どちらのほうがいいという答えはないので、
どちらのほうがいいのかとっても悩みますよね…。
ただ、自分や子供にとってどちらがいいのかという答えは、なにを一番優先させたいのかだと思います。
ただ、育休明けに復帰をすると子供への負担も少なからずあります…。
そのため、自分の身体を慣らすためにも、子供への負担を少しでも軽くするためにもまずは時短勤務で復帰してみる、でもいいと思います。
フルタイムに戻すことはいつだってできます。
子供2人を抱え、フルタイムで働いている私のタイムスケジュールについてはこちらの記事で紹介しています。
しかし、一度フルタイムで復帰をしてしまうと、時短勤務に変更することは難しくなると思います。
ただ、私のように1人目復帰のときには時短勤務ができないという状況にならないために時短勤務について詳しく解説していきますね。
看護師の育休明けは時短勤務ができない?フルタイムか退職の選択肢しかなかった私の体験談

看護師の育休明けすぐは時短勤務がおすすめですが、みなさんには注意して欲しいので
フルタイムか退職の選択肢しかなかった私の体験談を紹介しますね( ;∀;)
育休明けの時短勤務はだれでも利用できるわけではなく、いくつか利用条件があるんです。
厚生労働省雇用均等・児童家庭局職業家庭両立課「短時間勤務制度(所定労働時間の短縮等の措置)によると、
- 3歳に満たない子を養育する労働者であること
- 1日の所定労働時間が6時間以下でないこと
- 日々雇用される者でないこと
- 短時間勤務制度が適用される期間に現に育児休業をしていないこと
- 労使協定により、適用除外とされていないこと (厚生労働省雇用均等・児童家庭局職業家庭両立課「短時間勤務制度(所定労働時間の短縮等の措置)について」より抜粋)
つまり、1年以上フルタイム勤務をしていたこと、3歳未満の子どもを育てている人が対象なんです。
私も1人目の育休明けのときにも利用条件を満たしていました。
しかし、育休明け復帰の1か月前に行う面談で「時短を申請したい」と希望を伝えたときにこのような条件を当時働いていた病院から言わたんです。
- 時短は1時間まで
- 時短勤務は3か月間のみ
- 朝の時短や夜勤免除はできない
- 院内託児所の利用ができない
院内託児所を利用できるもの、夜勤免除も受けられるものだと思っていたので、この条件を言われたときには

復帰まで1か月しかないのに今から保育園を探すなんて無理…。
保育園の場合、夜勤の間子供の預け先はないし退職しかない?
と思い、復帰は難しいことを伝えると、「夜勤免除はする」という条件でフルタイムで復帰することになったんです。
このように働いている病院の就業規約によってあなたの希望通りの時短勤務ができない可能性があるんです。
とはいっても病院の就業規約なんてわからないですよね…。
私も病院の就業規約なんて覚えていないしわからないです…。
そのため、看護師の育休明けにフルタイムではなく、時短勤務を希望するときのポイントについて紹介していきますね!
看護師の育休明けに時短勤務で手続きをするときの3つのポイント

看護師の育休明けに時短勤務を希望するときにおさえておきたいポイントは2つあります!
- 希望条件をしっかりと伝える
- 子供がいても働きやすい働き方をどうしたらできるのかを相談する
- お給料のことをしっかり確認する
詳しく解説していきますね!
希望条件をしっかりと伝える

自分にとっても子供にとっても負担を少なくするためにまずは希望条件をしっかりと伝えることが大切だと思います。
私は1人目のときにしっかりと希望条件を伝えることができませんでしたが、
例えば、2時間の時短勤務を週5日、3歳までの期間申請したいという希望があるなら
- 2時間の時短勤務を週5日したいこと
- 3歳までの期間時短勤務をしたい
- できないのであれば「退職」とチラつかせる
とフルタイムでは復帰は難しいということを看護部長に伝えることで、人手不足な病院であれば条件が通る可能性があると思います。
ただ、時短勤務を3歳まで続けるのは難しいかもしれませんが、病院の規約によって時短勤務の最長期間がいつまでと決まっていることがあります。
時短勤務の期間を延長することは難しいので、最初に最長の期間を確認し、最大まで申請しておいて
「子育てとの両立に慣れたらフルタイムに戻します」と伝えたらいいと思います(*^-^*)
フルタイムに戻したいと思ったら翌月からでも戻すことはできます。
でも、時短勤務をしたいということは難しいと思うので、最初にしっかりと伝えることが大切です!
子供を優先した働き方がどうしたらできるのかを相談する

なかでも一番大切なことが、「子供を優先した働き方がどうしたらできるのかを相談」することです。
看護師として育休明け復帰したときに心配なことが子供の体調不良です。
子供の体調が悪くなったとき、協力してくれる人が近くにいるならいいんですが、
頼れる人が近くにいない核家族家庭なのであればよりしっかりと相談することが大切だと思います。
私も頼れる人が近くにおらず、核家族家庭なので一番重要なポイントでした。
病院や病棟にによって違うと思いますが、看護師の仕事は業務や受け持ち患者さんのことが終わらないと時短で帰れないこともあります。
そのため、受け持ち患者などがない外来勤務などの勤務配置や働きやすい環境がいいということを育休明け前に看護部長としっかりと相談することがおすすめです。
給料の確認をしっかりとしておく
時短勤務の給料は想像していたよりも給料が減額されることって知っていますか?
時短勤務の給料はいくら貰える?実はフルタイムと100万円も違う!?について詳しくはこちらで紹介しています。
私も2人目出産後、時短勤務をしていましたが給料の少なさから私自身が仕事に慣れ、子供も慣れてきたタイミング…復帰後、3・4か月でフルタイムに戻しました…。
私のように給料の金額からいつまでと自分で時短勤務の期間を最大まで取らないという先輩看護師ママたちも沢山いました。
そのため、働いている病院の時短勤務での給料の基本給の決め方は、時給換算なのか固定給なのかをしっかりと確認しておくといいですよ。
例えば、時給換算なら時間外で働いた分(残業代)は給料に反映されますが、休んだ分はお給料がもらえないという可能性があります。
ただ、固定給の場合は安定した給料がもらえるというメリットがあります。
ボーナスについても換算方法はどうなっているのか確認してもいいと思います。
給料明細をみてこんなに減額されるの?とビックリすることがないように事前に把握できていると安心ですよね!
看護師の育休明けはフルタイムよりも時短勤務のほうがいい? まとめ
看護師の育休明けはフルタイムよりも時短勤務がおすすめについて紹介しました。
育休明けのブランクがある身体を慣らすためにも、子供の負担を軽減するためにもまずはフルタイムではなく時短勤務で復帰するということがいいと思います。
フルタイムに戻すことはいつでもできます。
でも、時短勤務を希望する時期としては今しかないと思います。
もしあなたが時短勤務を希望するなら勤務条件や子供を優先した働き方がどうしたらできるのかを早めに上司に相談してみて下さいね!
上司が時短勤務の条件を却下されたり、相談しても寄り添ってくれない時には看護のお仕事に相談してみてもいいと思います。
私も育休明けに時短勤務がとれずフルタイムで復帰することになったときに
看護のお仕事に相談したことで子供を優先した働き方がどうしたらできるのかを親身になって相談にのってもらったことでとっても気持ちが楽になりました。
そして、子供を優先した働き方ができるいまの職場を見つけることができたんです。
私がおすすめの看護のお仕事についてのレビューはこちらの記事で紹介しています。
あなたが優先したいことを大切にできる働き方ができることを願っています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。